一体、僕達は何処に向かっているのだろうか?

考えても仕方のないこと、答えのないことなどを、それでも考えて綴ってみようかと。

会計は時代とともに

企業会計に携わって来た身として少し興味を持って手に取った本ではあるが、固い内容を想像していた先入観は見事に裏切られた。
歴史上のさまざまな人物エピソードを交えて、特に政治家や起業家は元より画家、ミュージシャン達の話から会計の発展を語る内容は非常に楽しく読めた。
チョットした豆知識も満載。備忘のために一部を引用しておく。
・簿記と銀行はイタリアで産まれた。
・BANCO(銀行)は元は客と金のやり取りをする「机」の意味。
・「利息」はもとは「ウズーラ」、「INTEREST」は「失われたチャンスの補償」の意味であった。
・ジャガイモは16世紀にインカ帝国を滅ぼしたスペインによってヨーロッパへ運ばれ、現地語「PAPA」が「Poteto」となった。
・「八重洲」の地名は、ヤン・ヨーステン(耶揚子)の住んだ地域から命名された。
・「Audit」はラテン語「Audir」(聞く)から。
・フレンチフライはフランス名産にあらず、ベルギー産。アメリカ人がフランスの食べ物と誤解。
ハイボールの名前の由来はボール型の信号機の出発進行の合図から。
・「Taste of Honey」はビートルズのポールのお父さんが好きな曲だが、ジョンレノンは気に入らず「Waste of Honey」と揶揄した。


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